いつも自著やメールマガジン、連載およびインタビュー記事等、ご愛読ありがとうございます。
昨年、渋谷公会堂で開催いたしました「読者大感謝祭」に引き続き、本年は作家史上最大の単独トークライブを、1万人規模で両国国技館にて開催いたします。
透明化やオープン化が叫ばれる今日、いままで「暗部」や「裏」と呼ばれていたものが、世界中で次々と表面化してきました。
一方、あらゆる物事には表裏があり、時にはプライバシーのような「守るべき裏」から、存在を透明化する「あたらしい裏」まで、「裏」を理解することが未来への指針となる時代になりました。しかし、日本ではまだまだ「裏」を語ることは、タブーとされています。
例えば、日本で最先端と呼ばれる抗がん剤は、米国では認可取り消しになった薬剤で、また医療大麻が科学的に効果があるので施術されているという事実は、まさに「あたらしい裏」そのものです。こうしたことは大手メディアが伝えないタブーと言えます。
経済や社会、医療や国家まで、普段表立って語ることができない話を、大忘年会で皆様に直接お話ししたいと思っております。
それゆえ、今回のトークライブは、動画や音声の収録を禁じます(写真撮影や皆様がライブでお感じになったことをSNS等でお話しいただくのは、問題ございません)。
もうひとつ、今回の新しい挑戦は、「絶対に売ることのできない本」を読者の皆様に直接お届けすることにあります。
その本のタイトルは「(違った意味で)人生を変える南の島々“裏”」(通称『裏本』)。この島だけには絶対に行ってはいけない世界の島々を集め、なかには紹介どころか、掲載すると書店で販売できなくなるような場所も含まれています。
そして、本シリーズではお馴染みの表紙カバーの裏面には、普段はご紹介しづらい、どんな不調時も一発で快調になる「点滴」から、腸を鍛えるための「強力サプリ」まで、(違った意味で)「メイキング・オブ・高城剛」を大公開。また、帯の裏面には、明るい南国ならではのブラックマンバから、魚毒性があるゴバンノアシまで、「テロより怖い、世界の動植物」も一覧にしました。
本書は一般書店では販売できない内容を含みますので、本イベントのアリーナチケットをお買い求めの方のみ、当日両国国技館にてお渡しいたします。
数量限定で、今後一切増刷の予定もございません(本書の転売等は推奨いたしませんが、それこそ、この時代の「裏」なのかもしれません)。
なにより、出版不況がささやかれる昨今の「あたらしい本の売り方」への挑戦でもあります。
一夜限りの「真冬の夜の夢」に、皆様のお越しをお待ち致します!
高城剛